沖縄に行ってみたいけれど、「車の運転は不安…」「どこを回ればいいのかわからない…」という人にぴったりの2泊3日モデルプランをご紹介します。今回は車を使わず、モノレールと路線バスを中心に、定番観光地からローカルな魅力まで楽しめるコースを組みました。初心者にもやさしい動線と、沖縄らしさ満載の内容で、思い出に残る旅をサポートします。
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【1日目】那覇で沖縄文化に触れる街歩き|モノレールだけで完結する安心プラン
■ 国際通り(12:00~14:00|約2時間)

那覇の中心部を東西に貫く全長約1.6kmの商店街「国際通り」は、沖縄旅行の玄関口。通りには沖縄そばの名店や土産物屋、アイスショップが並び、食べ歩きやショッピングが満喫できます。沖縄文化の入口として、初日から旅気分を盛り上げましょう。
おすすめの過ごし方 | 沖縄そばでランチ→ブルーシールで食べ歩き→雑貨屋やお土産店をぶらり |
寄りたい近隣スポット | 壺屋やちむん通り/福州園/那覇市歴史博物館 |
アクセス方法 | ゆいレール「県庁前駅」または「美栄橋駅」下車すぐ(那覇空港から約15分) |
モデル予算 | 約3,000円(食事+軽い買い物) |
備考 | 雨の日もアーケードが多く安心/お昼前後は比較的空いている |
■ 首里城(15:00~16:30|約1時間半)

世界遺産・首里城跡は、琉球王国の中心として栄えた歴史的スポット。現在は復元工事中で、復興の様子を間近で見学できる貴重な機会。赤瓦の建築や守礼門など、沖縄らしい景観が広がります。
おすすめの過ごし方 | 守礼門→正殿跡→展望台で那覇市内を一望 |
寄りたい近隣スポット | 玉陵/金城町石畳道/首里金城の大アカギ |
アクセス方法 | ゆいレール「首里駅」から徒歩約15分 |
モデル予算 | 入場無料エリア中心/有料区域あり(大人400円程度) |
備考 | 坂道が多いため歩きやすい靴で/日陰が少ないので帽子持参推奨 |
■ 牧志公設市場と周辺(17:00~19:30|約2時間半)

夕方以降は、地元の食文化が集まる「牧志公設市場」周辺へ。市場を散策した後は、三線の生演奏が楽しめる居酒屋で沖縄料理を堪能。夜の那覇をゆったり楽しめます。
おすすめの過ごし方 | 市場で食材を見学→沖縄料理居酒屋で夕食&三線ライブ |
寄りたい近隣スポット | 浮島通り/てんぶす那覇/桜坂劇場 |
アクセス方法 | ゆいレール「牧志駅」から徒歩5分 |
モデル予算 | 夕食約3,000円〜4,000円 |
備考 | 人気店は予約推奨/一部店舗は日曜定休あり |
🏨 1日目の宿泊:那覇市内(国際通り周辺)
沖縄旅行初日は、移動が少なくてすむ那覇市内のホテルに泊まるのが安心。モノレール沿線に多く、国際通りや市場から徒歩圏内で便利です。
宿泊エリア | 那覇・国際通り周辺(県庁前駅〜牧志駅) |
特徴 | 駅近でアクセス良好/観光・食事に便利な立地/ビジネス〜観光客まで幅広く対応 |
おすすめホテル | ホテルグレイスリー那覇/ホテルアベスト那覇国際通り/東横INN那覇旭橋駅前 |
予算の目安 | 1泊5,000〜10,000円(朝食付きビジネスホテルの場合) |
備考 | 夜遅くまで営業している飲食店が多く、1人旅でも安心して滞在可能 |
【2日目】沖縄北部の絶景をバスで巡る|美ら海水族館&古宇利島へ
■ 那覇→美ら海水族館(9:00~11:30|約2時間半の移動)
早朝出発で「やんばる急行バス」や「沖縄エアポートシャトル」などを利用し、沖縄美ら海水族館へ。バスは予約制のものもあるため事前チェックが安心。
おすすめの過ごし方 | バス車窓からの海岸線風景を楽しむ |
寄りたい近隣スポット | 道の駅許田(途中休憩) |
アクセス方法 | バス乗り場:那覇バスターミナル/所要約2.5時間 |
モデル予算 | 片道約2,000円/往復券あり |
備考 | 必ず往路の出発時刻を確認・予約推奨 |
公式サイト | 沖縄を好きになるバス。やんばる急行バス 沖縄エアポートシャトル |
■ 美ら海水族館(11:30~13:30|約2時間)
沖縄観光の大定番「美ら海水族館」は、巨大なジンベエザメが泳ぐ黒潮の海大水槽が名物。展示の充実度は圧巻で、子どもから大人まで楽しめます。
おすすめの過ごし方 | 大水槽見学→イルカラグーン→熱帯魚コーナー散策 |
寄りたい近隣スポット | 海洋博公園/エメラルドビーチ |
アクセス方法 | バス停「記念公園前」下車すぐ |
モデル予算 | 入館料大人2,180円(2025年時点) *空港や近隣のコンビニなどでお得な割引券も販売中! |
備考 | 土日は混雑気味/館内は冷房強めなので羽織り物があると快適 |
公式サイト | 沖縄美ら海水族館 |
■ 古宇利島(14:00~16:00|約2時間)

水族館からタクシーやローカルバスでアクセス可能な「古宇利島」は、透明度の高いビーチと絶景の橋が魅力の離島。時間に余裕があれば、レンタサイクルも楽しい。
おすすめの過ごし方 | 古宇利大橋を散歩→古宇利ビーチで海を眺める |
寄りたい近隣スポット | 古宇利オーシャンタワー/ハートロック |
アクセス方法 | バスまたはタクシー/美ら海水族館から約30〜40分 |
モデル予算 | タクシー往復4,000〜5,000円(人数で割ると◎) |
備考 | バスの本数が少ないため時間調整をしっかりと |
■ 2日目の宿泊:沖縄本島北部(恩納村〜名護)
美ら海水族館や古宇利島観光後は、恩納村(おんなそん)や名護市に泊まると移動が楽で、翌朝ものんびり過ごせます。
宿泊エリア | 恩納村、名護市、今帰仁村(なきじんそん)周辺 |
特徴 | 海沿いリゾートが多く、眺望やアクティビティが充実/静かに過ごせる環境 |
おすすめホテル | カフーリゾートフチャク/リゾネックス名護/ホテルゆがふいんおきなわ |
予算の目安 | 1泊8,000〜20,000円(リゾートホテルは朝夕食付きプランも) |
備考 | 道の駅・ビーチ・夕日スポットが近くにあり、のんびり滞在にぴったり |
【3日目】リゾート気分でのんびり&お土産ショッピング
■ ビーチ周辺で朝の散歩 & カフェでモーニング(8:30~10:00|約1時間)

ホテル周辺のビーチを散歩しながら朝の沖縄を満喫。名護湾や恩納村のリゾートビーチは人も少なく、ゆったり過ごせます。
おすすめの過ごし方 | 朝の海を散歩→カフェでモーニング |
寄りたい近隣スポット | かりゆしビーチ/ブセナ海中公園 |
アクセス方法 | 徒歩圏またはホテル送迎シャトル利用 |
モデル予算 | カフェ代1,000円程度 |
備考 | 早朝の静けさが魅力/日焼け止め必須 |
恩納村のパンケーキハウス パニラニは朝7時から営業中
■ 道の駅許田(きょだ)(11:00~12:30|約1時間半)

帰り道に立ち寄りたい道の駅。沖縄限定のお菓子や名産品が豊富で、試食も多いのが嬉しいポイント。
おすすめの過ごし方 | お土産探し→天ぷらやおにぎりで軽食 |
寄りたい近隣スポット | 名護パイナップルパーク(時間に余裕があれば) |
アクセス方法 | 高速バスや観光バスで停車/名護ICすぐ |
モデル予算 | お土産・軽食あわせて2,000〜3,000円 |
備考 | 駐車場混雑に注意/午前中の立ち寄りがおすすめ |
公式サイト | 道の駅許田 |
■ 那覇空港へ(14:00~)
バスで約2時間かけて那覇空港へ戻ります。空港内にもお土産屋・レストラン多数あり、最後まで楽しめます。
まとめ|沖縄初心者こそ「車なし旅」を楽しもう
沖縄といえば「レンタカー」が定番と思われがちですが、モノレールやバスを使えば、運転に不安のある方でも十分に観光を楽しめます。今回のプランは、初めての沖縄旅行でも迷わず、安心して動けるルートとスポットを厳選しました。
車なしでもこんなに楽しめる──そんな沖縄旅、ぜひ体験してみてください。