6月

【永久保存版】“雨が美しい”町を旅する|五感で味わう日本の雨景色9選

晴れの日ばかりが旅日和ではありません。雨が降るからこそ、その町の真価が現れる──そんな「雨が似合う町」を、五感で味わう旅へ出かけてみませんか?今回は、全国から厳選した9つの町をご紹介します。しっとりとした雨景色に癒される旅先を見つけてください。


1. 京都府・祇園〜東山

アクセス
・東京から:東海道新幹線で京都駅へ(約2時間20分)→バスで約20分
・大阪から:JRで京都駅へ(約30分)→バスで約20分

おすすめポイント
石畳の道が雨に濡れることで、しっとりとした風情が際立ちます。八坂の塔や産寧坂など、雨と和傘が似合うフォトジェニックなスポットが多数。雨音に包まれながら、静かな寺社巡りも楽しめます。

イチオシ情報
和傘レンタルで写真映え抜群の散策を。朝の時間帯は観光客も少なく、雨と共に静寂を味わえます。

Map


2. 石川県・金沢(ひがし茶屋街)

アクセス
・東京から:北陸新幹線で金沢駅へ(約2時間30分)
・大阪から:サンダーバードで金沢駅へ(約2時間40分)

おすすめポイント
江戸時代から残る町家が並ぶひがし茶屋街は、雨に濡れて一層艶やかに。兼六園では苔や池が雨に映え、しっとりとした美しさが際立ちます。

イチオシ情報
金沢では和傘文化が根強く、和傘レンタルをしての街歩きがおすすめ。和菓子屋での雨宿りも旅の楽しみに。

Map


3. 広島県・尾道

アクセス
・東京から:新幹線で福山駅へ(約3時間30分)→在来線で約20分
・大阪から:新幹線で福山駅へ(約1時間)→在来線で約20分

おすすめポイント
坂の町として知られる尾道は、石段や路地が雨に濡れて幻想的な風景に。猫たちものんびりしていて、どこか懐かしい気分に浸れます。

イチオシ情報
雨の日限定で営業するカフェも多く、ゆったりと読書や会話を楽しむには最適の町です。

Map


4. 岐阜県・飛騨高山

アクセス
・東京から:新幹線+特急(高山本線)で約4時間半
・大阪から:特急ひだで約3時間50分

おすすめポイント
「小京都」とも呼ばれる飛騨高山は、雨で濡れた古い町並みが一段と風情を増します。木造建築と石畳、そして雨音が絶妙なハーモニーを奏でます。

イチオシ情報
朝市では、雨に濡れる野菜や漬物がよりみずみずしく見えると評判。朴葉味噌の香ばしい香りも五感に訴えかけます。

Map


5. 静岡県・修善寺温泉

アクセス
・東京から:新幹線で三島駅→伊豆箱根鉄道で修善寺駅(約2時間)
・大阪から:新幹線で三島駅へ(約3時間30分)→伊豆箱根鉄道で修善寺駅

おすすめポイント
竹林の小径をはじめ、川沿いの温泉街が雨の日に一層静けさをまといます。湯煙と雨が交わる情景は幻想的。

イチオシ情報
露天風呂付き客室で、雨音を聞きながらの入浴は最高の贅沢。雨の日こそ泊まりたい宿が多いエリアです。

Map


6. 長崎県・南山手〜東山手(長崎市)

アクセス
・東京から:飛行機で長崎空港→バスで約1時間
・大阪から:飛行機で長崎空港→バスで約1時間

おすすめポイント
異国情緒あふれる洋館や教会が並ぶエリア。石畳が雨に濡れて艶を増し、どこかヨーロッパの町を思わせます。

イチオシ情報
グラバー園の展望台から見る雨に煙る港の景色は、まるで絵画のよう。雨の日限定の雰囲気を楽しめます。

Map


7. 青森県・弘前

アクセス
・東京から:東北新幹線+在来線で約4時間半
・大阪から:飛行機で青森空港→バスで約1時間

おすすめポイント
弘前城や武家屋敷など、雨の中でのんびりとした散策が心に残ります。春〜初夏は苔や緑がとても鮮やかに映えます。

イチオシ情報
雨の日は観光客も少なく、弘前公園を独り占めしたような気分に。旧洋館や教会めぐりも静かに楽しめます。

Map


8. 奈良県・奈良町

アクセス
・東京から:新幹線で京都→近鉄で奈良駅(約3時間)
・大阪から:近鉄奈良線で約40分

おすすめポイント
東大寺や興福寺などがある奈良公園エリアと、静かな奈良町はどちらも雨が似合う場所。濡れた鹿や傘越しの五重塔は風情満点です。

イチオシ情報
奈良町の古民家カフェで、雨音をBGMにコーヒーを楽しむひとときは格別。雨宿りが旅の目的になるかもしれません。

Map


9. 山口県・萩

アクセス
・東京から:新幹線+バスで約5時間
・大阪から:新幹線+バスで約4時間

おすすめポイント
白壁の武家屋敷や城下町が残る萩は、雨の日に歩くとまるで時代劇の世界。人通りも少なく、しっとりとした空気感を味わえます。

イチオシ情報
萩焼の体験工房では、雨音を聞きながら自分だけの器を作ることも。旅の思い出と実用品を一緒に持ち帰れます。

Map


まとめ

雨の日こそ、町の静かな魅力が際立つ時間。耳を澄ませば、石畳を打つ雨音、湯けむりの向こうに揺れる景色、そして心を落ち着かせる静けさが旅を彩ってくれます。
傘を持って、あえて「雨を楽しむ旅」へ出かけてみませんか?